鄭クリニック、高槻市、消化器内科、乳腺外科、外科鄭クリニック

お知らせ

訪問リハビリ prat1

✨訪問リハビリ✨

今日から少しホームページが見やすくなっているんです!気づかれましたか?そう【訪問リハビリ】のタグがトップページから飛ぶようになっています。あと文字のフォントも少し変化しているんです!て・・少し改良したホームページの紹介は別にして、今日から定期的に訪問リハビリについて掲載させていただこうと思います。そもそも訪問リハビリって何??て方々もおられると思いますので、まずはその説明をさせていただきます。

訪問リハビリとは理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などが自宅に出向いて自宅環境に合わせてリハビリを行うサービスです。

例えば、足腰が弱くなって自転車乗れなくなって歩きで病院行くのが大変になった。脳卒中後に喋りづらくなった。食事中むせることが多くなった。などなど多岐にわたりますが、リハビリを行うことで運動・認知機能の改善や日常生活が送りやすくなることで生活の質の向上を目指していきます。
そして、訪問リハビリを利用するには、「介護保険」または、「医療保険」を用いる必要があります。
① 介護保険を利用する場合
・介護認定(要支援~要介護)を受けている方が対象です。
・65歳以上(第一被保険者)の方は、要介護状態になった原因を問わず介護保険サービスを受けられます。
・45歳~64歳(第二被保険者)の方は、厚生労働省で定められた「16種類の特定疾患」によって要介護状態になった場合に限り、介護保険サービスが使用できます。

② 医療保険を利用する場合
・医師が訪問リハビリを必要だと判断した場合、訪問リハビリの適応となります。
・医療保険の場合は1か月に1度医療機関への受診が必要となり、医師が状態を把握しながらリハビリの指示を出します。
・0歳~64歳、65歳以上でまだ要介護認定を受けていない方は、医療保険を利用することができます。
ここで注意ですが原則、①介護保険と②医療保険の併用はできません。要介護認定を受けている方は介護保険が優先となります。

どんな方が対象なのか?ということですが、具体的に、脳卒中などによる脳血管疾患、骨折や変形性股関節症などの整形疾患、神経難病、認知症、廃用症候群など上記は一部ですが様々な疾患を対象としています。

(認知症に関しては、認知症の前段階の軽度認知症MCIをいかにすくいあげて、認知症予防していくかが重要と私は思いますが・・・)

訪問リハビリを活用することで、実際の生活環境に沿った訓練を行いながら、生活の質の向上、ご家族様の介護負担の軽減も期待できます。
対象かも??と思った方は、一度かかりつけ医やケアマネージャー、また当院に相談してみてください。